本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

屋根からの雨漏り|入りやすいのは棟・けらば・外壁との取合い部

住宅の屋根面と棟
この記事の結論
  • 屋根まわりで雨水が入りやすい場所として公的な資料が挙げているのは、屋根の端と、ほかの部位とのつなぎ目です。住まいるダイヤル(国土交通大臣指定の住宅相談窓口)は、新築木造戸建住宅の雨漏り事例をもとに、棟(屋根の頂部)、けらば(屋根の側面の端)、屋根と外壁が接する取合い部を挙げています ※1 ※2 ※3
  • 同窓口がまとめた住宅瑕疵保険の事故情報では、雨水の浸入箇所のうち「勾配屋根・天窓」は20.2%です。外壁開口部(29.6%)、外壁面(26.2%)に次ぐ3番目で、「雨漏り=屋根」とは限りません ※4
  • 屋根の確認のために自分で上らないでください。同窓口も、屋根に上らなければならない確認は危険が伴うので、無理をせず事業者に相談するよう勧めています ※1

今すぐできること

  1. 室内に漏れていれば応急処置をする
  2. 漏れた場所・日時・天気と風向きを記録する。強い風をともなう雨のときだけ漏れるなら、吹き込みの手がかりになる
  3. 地上や2階の窓から見える範囲で、屋根の端の金物のはがれ、雨どいの詰まりを見て、写真に撮る
  4. 屋根には登らない

屋根まわりの部位の名前

屋根の模式図に、棟・けらば・軒・外壁との取合い部・水切り金物・パラペットの位置と説明を示した図
図:屋根の部位の名前(模式図)
名前 どこか
棟(むね) 屋根の面が交わり、最も高くなっている部分。片流れ屋根では、屋根の最も高い先端部分
けらば 屋根の妻側(三角に見える側)の端部
軒(のき) 屋根の端の、建物の外側に張り出した部分
パラペット 屋根や屋上、バルコニーの外周部に設置される低い壁のような部位
水切り金物 屋根の端部で、屋根面を伝った雨水が外壁面などに回り込まないようにする金属の部材

住まいるダイヤルの説明を表にまとめました。「妻側(三角に見える側)」の補足は編集部が付けたものです。業者の説明や見積書にこれらの言葉が出てきたら、この表で場所を確かめてください ※1 ※2

※1 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)『屋根<棟>からの雨漏り』(2022〜2024年度の調査研究にもとづく公開資料(確認時点の表示)) https://www.chord.or.jp/amamori/roof-ridge/index.html /確認日 2026-09-19
※2 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)『屋根<けらば>からの雨漏り』(2022〜2024年度の調査研究にもとづく公開資料(確認時点の表示)) https://www.chord.or.jp/amamori/keraba/index.html /確認日 2026-09-19

雨水が入りやすい3つの場所

場所 住まいるダイヤルの説明
棟 屋根の勾配が緩いと、滞留した雨水が屋根側から浸入することがある。片流れ屋根の頂部では、外壁側から雨水が吹き上げたり吹き込んだりして、屋根と外壁の取合い部などから浸入することがある ※1
けらば 水切り金物と外壁の間に吹き込んだ雨水が、建物内に浸入することがある。水切り金物は適切な長さが必要 ※2
外壁・屋根の取合い部 外壁や屋根を伝った雨水が、取合い部から建物内に浸入することがある。屋根の軒先が外壁の途中に接していると、リスクが高まる。パラペットとの取合い部にも同様のリスクがある。住宅の形状が複雑になると、取合い部が多くなる ※3

共通する対策として同窓口が挙げているのは、軒やけらばの出を大きくして外壁や接合部にかかる雨を減らすこと、屋根と壁の防水を連続させることです ※1 ※2。これは新築時の設計の話ですが、修理のときに「軒の出が小さい家」「片流れ屋根」「下屋(1階の屋根)が2階の外壁に接している家」だと業者に伝えると、調べる場所を絞る助けになります(後半は編集部の整理)。

※1 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)『屋根<棟>からの雨漏り』(2022〜2024年度の調査研究にもとづく公開資料(確認時点の表示)) https://www.chord.or.jp/amamori/roof-ridge/index.html /確認日 2026-09-19
※2 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)『屋根<けらば>からの雨漏り』(2022〜2024年度の調査研究にもとづく公開資料(確認時点の表示)) https://www.chord.or.jp/amamori/keraba/index.html /確認日 2026-09-19
※3 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)『外壁・屋根の取合い部からの雨漏り』(2022〜2024年度の調査研究にもとづく公開資料(確認時点の表示)) https://www.chord.or.jp/amamori/roof-toriai/index.html /確認日 2026-09-19

棟の板金や瓦が台風で飛んだとき

提携している雨漏り修理110番は、公式サイトの料金ページで、屋根修理で多いケースとして次の例を挙げています(確認日 2026-09-19)※5

  • 棟が飛び、防水シートも劣化していたため、金属屋根を上から葺くカバー工法を行った例
  • スレート系の屋根を止めている板金が台風などで剥がれた、内部の木が腐食して剥がれた、という例。貫板(ぬきいた)を撤去して下地を処理し、新しい板金を設置する

台風で飛んだ場合は、火災保険の風災に当たりうるので、修理の契約より先に保険会社へ連絡してください。一方、損保ジャパンの約款は、屋根材のずれ、釘のゆるみ、浮き上がりを「自然の消耗もしくは劣化」に含めており、これは支払われません ※6(雨漏りと火災保険)。瓦屋根の棟は瓦のずれ・落下にまとめています。

棟板金の釘の浮きや貫板の劣化について、点検の目安や年数を示した公的な資料を、当サイトは確認できていません。「棟板金が浮いていますよ」と突然訪問してくる業者への対応は、屋根の点検商法を読んでください。

※5 シェアリングテクノロジー株式会社『雨漏り修理110番 料金のご案内』(確認時点の表示) https://www.amamorishuuri110ban.jp/price/ /確認日 2026-09-19
※6 損害保険ジャパン株式会社『個人用火災総合保険 ご契約のしおり(普通保険約款および特約)2026年10月改定』(2026年10月改定(保険期間の初日が2026年10月1日以降の契約用)) https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/SJNK/files/kinsurance/yakkan/kasai2610_yakkan.pdf /確認日 2026-09-18

住み始めてから確認すること

  • 雨どいやバルコニーの排水口は、落ち葉や泥で詰まることがあるため、定期的に確認する ※1
  • 屋根や天窓の回りも、目視できる範囲で、落ち葉などがたまっていないかを見る ※1
  • 屋根に上らなければならない場合や、高い位置の確認は危険が伴う。無理をしない ※1
※1 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)『屋根<棟>からの雨漏り』(2022〜2024年度の調査研究にもとづく公開資料(確認時点の表示)) https://www.chord.or.jp/amamori/roof-ridge/index.html /確認日 2026-09-19

確認の順序

  1. 室内の応急処置と、天気・風向きつきの記録
  2. 新築10年以内→建てた会社へ(新築の雨漏りと品確法)/台風のあと→保険会社と自治体へ(台風のあとの雨漏り)
  3. それ以外→調査と見積もりを依頼し、入口を写真で説明してもらう(雨漏り調査の方法と流れ)
  4. 金額が大きければ2社で比べる(相見積もりの取り方)

スレートや金属の屋根の頂部の板金が浮いている・めくれた場合は棟板金の浮き・釘抜けへ。平らな屋根は陸屋根・屋上の雨漏りにまとめました。屋根以外の入口は窓・サッシ、外壁、ベランダ、天窓へ。全体像は雨漏り・屋根の異変にあります。

PR

雨漏り・屋根修理のおすすめ業者

掲載しているのは、当サイトが提携している事業者です。複数ある場合の並び順は、提携の条件と、公式サイトで確認できる対応エリア・料金の表示・保証をもとに、編集部が決めています。

1
雨漏り修理110番
全国の加盟店が対応する雨漏り・屋根修理の受付サービス
こんな人に雨漏りの原因が分からず、まず現地調査と見積もりを頼みたい人
特徴
  • 現地調査のあとに見積もりを出し、見積もり後のキャンセルが可能。見積もり確定後の追加料金は発生しない(公式サイトの表示)
  • 相見積もりを受け付けている(公式サイトの表示)
  • 雨漏り診断士の有資格者を含む加盟店スタッフが調査・見積もりから施工まで対応する(公式サイトの表示)
料金の目安
公式サイトの表示は、屋根の雨漏り修理 27,500円〜(税込)、瓦屋根工事 30,000円〜(税込)、防水工事は別途見積もり(確認日 2026-09-19)。対応エリア・加盟店により記載価格で対応できない場合があるとの注記あり。金額は見積もりで決まる
保証
施工内容に合わせて保証(加盟店による保証。エリア・加盟店・現場状況により付けられない場合あり。公式サイトの表示)
対応エリア
全国(加盟店が対応)。受付は24時間365日
調査・見積
現地調査・見積もり無料。ただしエリア・加盟店・現場状況により、事前確認のうえ費用がかかる場合あり(公式サイトの表示)
修繕対応
屋根の雨漏り修理、瓦屋根工事、防水工事、外壁。部分修理を基本とし、状況により全体修理を勧める場合あり(公式サイトの表示)
PR
【雨漏り修理110番】どんな屋根でもスピーディーに対応します
申し込みの流れWebで申込 → 日程の連絡 → 無料の現地調査 → 見積もり
申し込む前に:実際に調査・施工をするのは加盟店です。調査・見積もりが有料になる場合は事前に確認があります。賃貸住宅の入居者は、依頼の前に管理会社・大家への確認が勧められています
各項目は公式サイトの表示にもとづく(確認日 2026-09-23)
2
街角雨漏り相談所
雨漏りの症状と場所を選んで相談できる、業者紹介サービス
こんな人にどこから漏れているか分からず、まず相談先を決めたい人
特徴
  • 雨漏りの発生箇所が「不明」でも相談できる。場所を特定できていない段階の人に向く
  • 建物の種別を選べる。寺院・店舗も対象
  • 受付時間は6:00〜22:00(公式サイトの表示)
料金の目安
公式サイトに料金の表示なし(確認日 2026-09-19)。金額は紹介された業者の見積もりで決まる
保証
公式サイトに保証の表示なし。紹介された業者に確認が必要
対応エリア
対応エリアは23都府県(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・岐阜・静岡・愛知・岡山・福岡・佐賀・長崎・大分・熊本)
調査・見積
相談フォームで「調査・見積りを依頼したい」を選べる。調査費の有無は公式サイトに表示なし
修繕対応
雨漏りの相談・業者紹介。相談フォームで発生箇所を、室内天井/室内床・壁/室外/ベランダ/その他/不明 から選べる。建物種別は一戸建て/マンション・アパート等/オフィス/寺院/店舗/その他
PR
雨漏り修理なら!【街角雨漏り相談所】
申し込みの流れWebで申込 → 日程の連絡 → 現地調査 → 見積もり
申し込む前に:対応エリアが23都府県に限られます(北海道・東北・北陸・中国四国の大部分・九州南部は対象外)。運営は業者の紹介サービスで、実際に訪問・施工するのは紹介された業者です。料金・保証・調査費の表示が公式サイトにないため、紹介を受けたあとに見積書で必ず確認してください
各項目は公式サイトの表示にもとづく(確認日 2026-09-19)
3
リペアルーフ
全国の加盟店が対応する屋根・瓦・雨漏り修理の受付サービス
こんな人に屋根・瓦の破損や雨漏りで、出張料なしの現地見積もりを頼みたい人
特徴
  • 出張料なしで現地見積もり。了承を得てから作業し、作業依頼前のキャンセル料はかからない(公式サイトの表示)
  • 見積もりで案内した費用のみで、追加請求はないと表示(公式サイトの表示)
  • 24時間365日受付。Webフォームから相談できる
料金の目安
公式サイトに料金の目安の表示なし(確認日 2026-09-19)。現地見積もり・出張料は無料の表示。金額は見積もりで決まる
保証
工事保証あり。保証期間は工事内容により異なり、依頼前に加盟店へ確認(公式サイトの表示)
対応エリア
全国(加盟店が対応)
調査・見積
現地見積もり無料・出張料なし(公式サイトの表示)
修繕対応
住宅屋根・瓦の修理(部分修理可)、葺き替え、雨漏り修理・対策、リフォーム・メンテナンス。スレート屋根・瓦屋根・平屋根に対応(公式サイトの表示)
PR
屋根の修理のことなら【リペアルーフ】
申し込みの流れWebで申込 → 日程の連絡 → 無料の現地調査 → 見積もり
申し込む前に:運営会社は仲介で、実際に訪問・施工するのは加盟店です。公式サイトに料金の目安は載っていないため、見積書で金額と保証期間を確認してください
各項目は公式サイトの表示にもとづく(確認日 2026-09-19)

よくある質問

雨漏りの原因は、やはり屋根が一番多いのですか?
住まいるダイヤルがまとめた新築木造戸建住宅の保険事故のデータでは、外壁開口部29.6%、外壁面26.2%、勾配屋根・天窓20.2%の順です。築年数の古い家の傾向を示すデータではありませんが、屋根だけを疑わないほうがよい、とは言えます。

風の強い雨のときだけ漏れます。どこが疑わしいですか?
住まいるダイヤルは、片流れ屋根の頂部で外壁側から雨水が吹き上げたり吹き込んだりする例や、けらばの水切り金物と外壁の間に吹き込む例を挙げています。場所の特定は調査に任せ、風向きと漏れた場所の記録を業者に渡してください。

棟板金は何年で交換するものですか?
年数の目安を示した公的な資料を、当サイトは確認できていません。年数は示しません。気になる場合は、自分で選んだ業者に写真つきで点検してもらってください。

自分で屋根に上って確認してもよいですか?
勧めません。住まいるダイヤルも、屋根に上らなければならない確認は危険が伴うため、無理をせず事業者に相談するよう勧めています。

※1 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)『屋根<棟>からの雨漏り』(2022〜2024年度の調査研究にもとづく公開資料(確認時点の表示)) https://www.chord.or.jp/amamori/roof-ridge/index.html /確認日 2026-09-19
※2 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)『屋根<けらば>からの雨漏り』(2022〜2024年度の調査研究にもとづく公開資料(確認時点の表示)) https://www.chord.or.jp/amamori/keraba/index.html /確認日 2026-09-19
※3 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)『外壁・屋根の取合い部からの雨漏り』(2022〜2024年度の調査研究にもとづく公開資料(確認時点の表示)) https://www.chord.or.jp/amamori/roof-toriai/index.html /確認日 2026-09-19
※4 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)『住宅瑕疵保険の事故情報から見る 雨水の浸入箇所』(2022〜2024年度の調査研究にもとづく公開資料(確認時点の表示)) https://www.chord.or.jp/amamori/ingress/index.html /確認日 2026-09-19
※5 シェアリングテクノロジー株式会社『雨漏り修理110番 料金のご案内』(確認時点の表示) https://www.amamorishuuri110ban.jp/price/ /確認日 2026-09-19
※6 損害保険ジャパン株式会社『個人用火災総合保険 ご契約のしおり(普通保険約款および特約)2026年10月改定』(2026年10月改定(保険期間の初日が2026年10月1日以降の契約用)) https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/SJNK/files/kinsurance/yakkan/kasai2610_yakkan.pdf /確認日 2026-09-18