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害獣駆除のトラブル事例と契約前の確認項目

住宅の玄関のインターホン
この記事の結論
  • 国民生活センターは、インターネットで格安の料金を表示している駆除業者に依頼したところ、作業のあとに高額な料金を請求された、というトラブルに注意を呼びかけています ※1 ※2
  • 契約の前に、極端に安い料金の表示をうのみにしないこと、複数の業者から見積もりを取ること、不安をあおって契約を急がせる業者とは契約しないことを、確認してください ※1 ※2
  • 請求に納得できないときは、その場で支払わないでください。クーリング・オフができる場合があります。困ったときは、消費者ホットライン「188」に相談してください ※1

どんなトラブルが起きているか

国民生活センターが2025年3月に公表した相談事例は、次のようなものです※1。どちらも害虫(ゴキブリ)の駆除についての相談です。

  • インターネットで「約500円から」と表示していた業者に電話で依頼した。事前に作業の内容や料金の説明はなく、作業のあとに約20万円を請求された
  • 「約1,000円から」と表示していた業者に依頼した。作業のあとに契約書を示され、料金は約50万円だと言われた。契約書には、クーリング・オフについての記載がなかった

2026年7月にも、ハチの巣の駆除について、同じ形の相談が紹介されています。「500円から」と表示していた業者に依頼したところ、見積もりの金額は示されず、作業のあとに約15万円を請求された、という内容です※2。

害獣の駆除でも、相談が寄せられている

国民生活センターは、2024年4月に、害虫と害獣の駆除サービスについての注意喚起を公表しています。この中には、ネズミとコウモリの駆除についての相談事例も含まれています(2024年4月時点の公表内容)※3。

  • 不安をあおられてネズミの駆除を依頼したが、作業の内容が不十分だったので解約したい
  • インターネットで探したコウモリの駆除業者と契約したが、うそをつかれたので解約したい

この資料は、相談事例からみた問題点として、次の6つを挙げています※3。

  • インターネット上に書かれている料金と、実際の料金がかけ離れている
  • 消費者の不安をあおり、契約を急がせる勧誘が行われている
  • 強引に作業を行い、代金を請求している
  • 事前に複数の見積もりを取って、比べることができない
  • 渡される書面に、具体的なサービスの内容などが書かれていない場合がある
  • クーリング・オフを妨げている事例がみられる
※1 国民生活センター『【広告の格安料金に要注意!】作業後に高額請求する害虫駆除トラブル』(2025年3月4日公表) https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20250304_1.html /確認日 2026-09-17
※2 国民生活センター『見守り新鮮情報 第546号 ネットの価格と全然違う!?害虫駆除サービスのトラブルに注意』(2026年7月23日掲載) https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen546.html /確認日 2026-09-17
※3 国民生活センター『ネットの価格と全然違う!?害虫・害獣駆除のトラブルにご注意−若い年代でトラブル急増中!−』(2024年4月24日公表) https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20240424_1.html /確認日 2026-09-17

契約の前に確認すること

国民生活センターは、害虫駆除サービスについて、次のように助言しています※1 ※2。

  • 極端に安い料金の表示に気を付ける:作業の内容や料金は、住宅の大きさや構造、発生の状況によって変わります。「〇〇円から」「基本料金□□円」と表示されていても、その料金で依頼できるとは限りません。とくに、3ケタ台のような極端に安い料金で依頼できることは、まずありません
  • 本当に急ぐ必要があるかを、落ち着いて考える:賃貸住宅なら、業者に依頼する前に、管理会社や大家に相談する方法もあります
  • 複数の業者から見積もりを取る:業者に連絡する場合も、複数の見積もりを比べる前提で話を聞きます
  • 不安をあおる業者とは契約しない:「すぐに薬剤をまかないと増えてしまう」などと不安をあおり、ほかの業者と比べる機会を与えない業者とは、契約しないでください

東京都の資料は、ネズミの駆除業者を選ぶときの確認点として、次の4つを挙げています※5。

  1. 事前の生息調査と、作業後の効果の確認を、きちんと行うこと
  2. 毒えさや粘着シートだけでなく、ネズミが住みにくい環境をつくる対策も行い、指導できること
  3. 侵入口をふさぐ工事の内容と方法を、わかるように説明すること
  4. 見積書を出し、納得できるまで内容を説明すること

同じ資料は、駆除に直接関係のない作業を強くすすめる業者や、必要以上に危機感をあおる業者は、適切とはいえない、ともしています※5。

※1 国民生活センター『【広告の格安料金に要注意!】作業後に高額請求する害虫駆除トラブル』(2025年3月4日公表) https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20250304_1.html /確認日 2026-09-17
※2 国民生活センター『見守り新鮮情報 第546号 ネットの価格と全然違う!?害虫駆除サービスのトラブルに注意』(2026年7月23日掲載) https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen546.html /確認日 2026-09-17
※5 東京都保健医療局『都民のためのねずみ防除読本』(令和7年12月発行) https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/hokeniryo/nezumidokuhon_r7 /確認日 2026-09-17

契約してしまった、請求に納得できないとき

その場で支払わない

国民生活センターは、想定していなかった高額な請求に納得できない場合は、あとで納得した金額を支払う意思があることを示したうえで、その場での支払いは避けるよう助言しています※1。

クーリング・オフができる場合がある

特定商取引法は、訪問販売について、法律で決められた書面を受け取った日から数えて8日以内であれば、書面または電子メールなどで、契約を解除できると定めています(第9条)※4。

ただし同じ法律には、消費者が自分から自宅での契約を求めた場合は、この決まりを適用しない、という規定もあります(第26条)※4。自分で業者を呼んだ場合に、クーリング・オフができるかどうかは、事情によって変わります。

国民生活センターは、事前に示された金額と実際の請求額が大きく違う場合や、作業のあとに新しく別の契約をすすめられて結んだ場合などは、クーリング・オフが適用できる可能性がある、と説明しています※1。できるかどうかを自分で判断せず、早めに消費生活センターに相談してください。

相談先

消費者ホットライン「188」は、最寄りの市町村や都道府県の消費生活センターなどを案内する、全国共通の電話番号です※1。少しでもおかしいと思ったら、すぐに相談してください。

※1 国民生活センター『【広告の格安料金に要注意!】作業後に高額請求する害虫駆除トラブル』(2025年3月4日公表) https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20250304_1.html /確認日 2026-09-17
※4 e-Gov法令検索『特定商取引に関する法律』第9条・第26条 https://laws.e-gov.go.jp/law/351AC0000000057 /2026年9月時点で有効・確認日 2026-09-17

このサイトで紹介している業者について

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国民生活センターが注意を呼びかけているのは、インターネットで見つけた業者に依頼して起きるトラブルです。このサイトで紹介している業者に依頼する場合も、同じように、複数の業者から見積もりを取り、作業の内容と金額を書面で確認してください。

自治体に相談できる場合もある

害獣の種類と地域によっては、自治体が捕獲を行っています。たとえば東京都板橋区は、アライグマとハクビシンについて、区が委託した業者が箱わなを設置し、設置から処分までの費用を区が負担しています※6。業者に依頼する前に、お住まいの自治体の対応を確認してください。くわしくは害獣は市役所に頼めるかをご覧ください。

※6 板橋区『ハクビシン(外来生物)の被害について』(更新日 2026年6月9日) https://www.city.itabashi.tokyo.jp/tetsuduki/pet/gairai/1002229.html /確認日 2026-09-17

関連するページ

契約の前に見積書の項目を比べる方法は害獣駆除の相見積もりの取り方、業者に確認する資格や許可は害獣駆除業者に確認する資格・許可、費用の目安は害獣駆除の費用の目安にまとめています。屋根の工事で「瓦がずれている」と訪問されたときの断り方は屋根の点検商法にあります。

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害獣駆除のおすすめ業者

掲載しているのは、当サイトが提携している事業者です。複数ある場合の並び順は、提携の条件と、公式サイトで確認できる対応エリア・料金の表示・保証をもとに、編集部が決めています。

1
街角害獣駆除相談所
関東・北陸・東海・関西の害獣駆除サービス
こんな人にネズミ・ハクビシン・イタチ・アライグマの被害で、まず無料の現地調査をしてほしい人
特徴
  • 現地調査・見積もり・出張費が無料で、見積もり後のキャンセル料はかからない(公式サイトの表示)
  • 最長5年の保証と、定期点検などのアフターサービス(公式サイトの表示)
  • メールの受付は24時間365日
料金の目安
公式サイトの比較表に「11,000円〜」の表示(確認日 2026-09-18)。金額は見積もりで決まる
保証
最長5年保証(施工内容による。公式サイトの表示)
対応エリア
関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)、北陸(富山・石川・福井)、東海(愛知・岐阜・三重)、関西(大阪・兵庫・奈良・京都)。メール受付24時間365日、電話受付8〜20時
対応害獣
ネズミ・ハクビシン・イタチ・アライグマ
調査・見積
現地調査・お見積もり・出張費無料(公式サイトの表示)
修繕対応
再発させない点を重視し、定期点検などのアフターサービスあり(公式サイトの表示)
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1年後の無料点検で安心!【街角害獣駆除相談所】
申し込みの流れWebで申込 → 日程の連絡 → 無料の現地調査 → 見積もり
申し込む前に:対応エリアは関東・北陸・東海・関西の14都府県です。コウモリは相談対象に含まれていません
各項目は公式サイトの表示にもとづく(確認日 2026-09-18)
2
駆除ザウルス
完全自社施工の害獣・害虫駆除業者
こんな人に仲介をはさまず、施工する業者に直接頼みたい人
特徴
  • 他社に仲介せず、自社で施工する(公式サイトの表示)
  • 公益社団法人日本ペストコントロール協会に加盟
  • 狩猟免許(網猟・わな猟)や防除作業監督者などの資格を持つスタッフが在籍
料金の目安
公式サイトに害獣別の金額の記載なし(確認日 2026-09-18)。金額は見積もりで決まる
保証
最長10年保証(期間は施工内容による。公式サイトの表示)
対応エリア
北海道・沖縄・離島を除く全国(24時間365日受付)
対応害獣
ネズミ・コウモリ・ハクビシン・イタチ・アライグマ
調査・見積
現地調査・お見積もり無料(公式サイトの表示)
修繕対応
侵入口の封鎖・清掃消毒を含む自社施工
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見積もり・現地調査無料!最長10年保証 害獣駆除『駆除ザウルス』
申し込みの流れWebで申込 → 日程の連絡 → 無料の現地調査 → 見積もり
申し込む前に:北海道・沖縄・離島は対応エリア外です
各項目は公式サイトの表示にもとづく(確認日 2026-09-18)
3
害獣プロガード
関東・東海・関西の12都府県で、自社施工の害獣駆除サービス
こんな人に夜間や休日でも、すぐに相談したい人(受付は24時間365日)
特徴
  • 相談・現地調査・見積もりが無料(公式サイトの表示)
  • 初回見積もりの金額から追加費用はかからないと明記。外注せず自社で施工(公式サイトの表示)
  • 24時間365日受付で、時間帯による追加料金はなし(公式サイトの表示)
料金の目安
公式サイトに金額の表示はなく、現地調査の見積もりで決まる。駆除後に追加料金を請求することはないと表示(確認日 2026-09-23)
保証
再発した場合、期間内は無償で対応(保証の年数は公式サイトに記載なし)
対応エリア
東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・三重・大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山の12都府県。受付は24時間365日
対応害獣
ネズミ・コウモリ・ハクビシン・イタチ・アライグマ
調査・見積
相談・現地調査・見積もりは無料(公式サイトの表示)
修繕対応
害獣が作った穴や隙間を見つけて塞ぎ、再発を防ぐ(公式サイトの表示)
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24時間・最短30分!再発させない害獣駆除の専門家【害獣プロガード】
申し込みの流れWebで申込 → 日程の連絡 → 無料の現地調査 → 見積もり
申し込む前に:保証の期間が公式サイトに書かれていません。契約前に、保証の年数と対象を書面で確認してください
各項目は公式サイトの表示にもとづく(確認日 2026-09-23)

作業後に見積にない費用を請求される典型例と、その場で確かめることは害獣駆除の追加料金で扱っています。

よくある質問

作業のあとに、聞いていない高額な料金を請求されました。支払わないといけませんか?
国民生活センターは、請求に納得できない場合は、あとで納得した金額を支払う意思があることを示したうえで、その場での支払いは避けるよう助言しています。消費者ホットライン「188」に相談してください。

自分で業者を呼んだ場合でも、クーリング・オフはできますか?
特定商取引法には、消費者が自分から自宅での契約を求めた場合は、クーリング・オフの決まりを適用しない、という規定があります。ただし国民生活センターは、事前に示された金額と実際の請求額が大きく違う場合などは、適用できる可能性がある、と説明しています。消費生活センターに相談してください。

「〇〇円から」という料金の表示は、信用できますか?
国民生活センターは、「〇〇円から」と表示されていても、その料金で依頼できるとは限らず、とくに3ケタ台のような極端に安い料金で依頼できることはまずない、としています。複数の業者から見積もりを取って、比べてください。

賃貸住宅の場合は、どうすればよいですか?
国民生活センターは、賃貸住宅なら、業者に依頼する前に、管理会社や大家に相談する方法もある、としています。