- 浜松市は、コウモリの侵入口をふさぐ作業について、まだ飛べない子どもがいる6月〜8月と、冬眠の前後の時期を避けるよう案内しています ※1
- 前橋市の資料によると、家に住みつくアブラコウモリは、初夏(7月頃)に出産し、11月頃から4月頃までは冬眠します ※2
- どの時期でも共通するのは、中にコウモリがいない時間帯にふさぐことと、中に取り残さないことです ※1
1年の流れと、ふさぐ作業を避ける時期
| 時期 | コウモリの状態 | 侵入口をふさぐ作業 |
|---|---|---|
| 春〜秋 | 活動する時期。夕暮れに活動する ※2 | — |
| 6月〜8月 | まだ飛べない子どもがいる時期 ※1。出産は初夏(7月頃)で、1回に2〜3頭を産む ※2 | 避ける ※1 |
| 11月頃〜4月頃 | 冬眠する ※2 | 冬眠の前後は避ける ※1 |
ここからは編集部の整理です。2つの資料を合わせて読むと、避ける時期にあたらないのは、春に活動を始めてから5月までと、9月から冬眠に入る前までです。ただし、「冬眠の前後」が具体的に何月を指すのかは、浜松市の資料には書かれていません。地域の気候によっても変わります。判断に迷う場合は、自治体の窓口か業者に相談してください。
※2 前橋市『コウモリについて 市街地にも姿を現します』(更新日 2022年4月1日) https://www.city.maebashi.gunma.jp/soshiki/noseibu/nosei/oshirase/32402.html /確認日 2026-09-17
なぜ、その時期を避けるのか
浜松市は、侵入口をふさぐときに、家の中にコウモリが取り残されないよう注意を呼びかけています。コウモリが残っていると、閉じ込めて死なせてしまい、死体が臭いや害虫の発生源になるためです※1。
浜松市が避けるよう求めている6月〜8月は、市の説明では「まだ飛べない幼獣のいる時期」です※1。
法律の面でも、コウモリを許可なく捕獲したり殺傷したりすることは、鳥獣保護管理法で禁止されています(第8条)※3。浜松市も、コウモリの捕獲には許可が必要だとしたうえで、侵入口をふさぐ方法で対処するよう案内しています※1。
※3 e-Gov法令検索『鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律』(現行法令(2026年10月27日取得)) https://laws.e-gov.go.jp/law/414AC0000000088 /確認日 2026-10-27
ふさぐときの手順
浜松市が案内している手順は、次の3つです※1。
- 侵入口を確認する。フンが落ちている場所などが、侵入口と考えられる。1cmほどのすき間があれば、コウモリは出入りできる
- コウモリが家にいない時間帯を調べる
- コウモリが家にいない時間帯に、ガムテープや網などで出入り口をふさぐ
つくばみらい市は、ふさぐ材料として、ネット、パテ、シーリング材を挙げています※4。高い場所の作業は危険なので、専門業者への依頼を検討してください※4。追い出し方はコウモリ駆除の進め方で、建物の点検する場所は戸建ての侵入口で説明しています。
※4 つくばみらい市『コウモリを見かけたら』(更新日 2025年8月26日) https://www.city.tsukubamirai.lg.jp/jyumin/gomi-kankyou-doubutsu/pet/page006934.html /確認日 2026-10-24
避ける時期に被害があるとき、ふさぐのが難しいとき
浜松市は、家の構造上、出入り口をふさぐのが難しい場合の方法として、次の2つを挙げています※1。
- CDやアルミ箔を、コウモリがいる周辺にぶら下げる。コウモリが出している超音波が乱反射して、嫌がって近づかなくなる可能性がある
- 出入り口の周辺や、家の中でコウモリが定着する場所に、クレゾールや木酢液など、刺激臭のするものを塗る
浜松市は、原則として市では捕獲や駆除を行っていないとして、自分での対応が難しい場合は、専門業者に相談するよう案内しています(作業費用は有料)※1。
関連するページ
侵入口の見つけ方とふさぎ方はコウモリの侵入口の見つけ方とふさぎ方、費用はコウモリ駆除の費用にあります。屋根のすき間をふさぐ工事のついでに屋根の傷みが見つかることもあります。その場合は屋根からの雨漏りも確認してください。
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