本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ふん・足跡で害獣を見分ける|農林水産省のフローを表にした

室内から天井を見上げたところ
この記事の結論
  • 屋根裏や庭のふんから動物の見当をつける手がかりは、農林水産省のマニュアルにある「太さ」「両端の形」「ある場所」の3点です。太めで両端がほぼ同じ形なら、タヌキ(同じ場所にためる)、キツネ(獣毛が混じる)、アライグマ(天井裏、種が混じる)。細めで片側の先端が細くなるなら、ハクビシン(天井裏や水辺にためる)、アナグマ(草の上や土のくぼみ)、テン(石の上や天井裏)です ※1
  • ただしマニュアルは「ふんは時期や食べ物によって色や形状が変わり、このフローはすべての条件に当てはまるものではない」と注意しています。ふんだけで断定せず、足跡・音・侵入口と合わせて判断してください ※1
  • 足跡は、指の数(4本か5本)と指の形で分けます。5本指で指が長く左右の足が横に並ぶのはアライグマ、5本指で指が独立して丸く、中心のパッドが円形ならハクビシンです ※1
ふんの太さ、両端の形、ある場所から、タヌキ・キツネ・アライグマ・ヌートリア・ハクビシン・アナグマ・テンを見分けるフロー図
編集部作図。農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル【中型獣類編】」(令和5年3月版)2-7「糞からの見分け方」のフローをもとにした模式図(出典は本文の各章末)。ふんの写真は原典で確認してください

ふんからの見分け方(農林水産省マニュアルのフローを表に)

屋根裏で聞こえる音と、フンの形から、ネズミ・コウモリ・ハクビシン・アライグマなどを絞り込むための一覧図
図:音とフンから、何がいるかを絞り込む(断定はできません)

農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル【中型獣類編】」(令和5年3月版)の「糞からの見分け方」フローチャートを、編集部で表の形に組み直しました。写真はマニュアルの原典で確認してください※1。

動物 ふんの形 両端の形 よく見られる場所(必ずある場所ではない) そのほかの特徴
タヌキ 太め 両側の形状がほぼ同じ 一定の場所 ため糞(同じ場所に繰り返しする)
キツネ 太め 両側の形状がほぼ同じ 場所は選ばない(野外) 獣毛が含まれている
アライグマ 太め 両側の形状がほぼ同じ 天井裏 種が含まれている
ヌートリア 細め ウインナ状 — —
ハクビシン 細め 片側の先端が細くなる 水の中、天井裏 ため糞
アナグマ 細め 片側の先端が細くなる 草の上、土のくぼみ —
テン 細め 片側の先端が細くなる 石の上、天井裏 —

マニュアルの注記:ふんは時期や食べ物によって色や形状が変わり、このフローはすべての条件に当てはまるものではありません※1。天井裏でふんが見つかる動物として、この表ではアライグマ・ハクビシン・テンが挙がっています。イタチについては、農林水産省のコラムが天井裏のため糞被害を写真で示していますが、形の記述はありません※2。

※1 農林水産省『野生鳥獣被害防止マニュアル【中型獣類編】2-7 獣種の見分け方、フローチャート、それぞれの痕跡の特徴』(令和5年3月版) https://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/manyuaru/R5_tyuugata/r5_tyuugata_2_7.pdf /確認日 2026-09-19
※2 農林水産省『野生鳥獣被害防止マニュアル【中型獣類編】コラム(キョン、シベリアイタチ、キツネ)』(令和5年3月版) https://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/manyuaru/R5_tyuugata/r5_tyuugata_2_8.pdf /確認日 2026-10-24

足跡からの見分け方

同じマニュアルの「足跡からの見分け方」フローチャートを表にしました※1。

足跡の指の数、指の形、パッドの形と大きさから、タヌキ・キツネ・アライグマ・ヌートリア・ハクビシン・アナグマ・テンを見分けるフロー図
編集部作図。農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル【中型獣類編】」(令和5年3月版)2-7「足跡からの見分け方」のフローをもとにした模式図(出典は章末)。足跡の写真は原典で確認してください
動物 指の数 指の形 見分けのポイント
タヌキ 4本 — 中央2本の指の付け根に線を引くと、左右の指が線に重なる
キツネ 4本 — 左右の指が線に重ならない。足跡が一直線に並ぶことがある
アライグマ 5本 指が長い 左右の足が横に並ぶ
ヌートリア 5本 指が長い 左右の足が並ばない。中央に尾の跡が残る
ハクビシン 5本 指が独立して丸い 中心のパッド(足底球)が円形
アナグマ 5本 指が独立して丸い パッドが半月形で、大きさ5cm以上
テン 5本 指が独立して丸い パッドが半月形で、大きさ4cm以下

アライグマとタヌキの足跡は、環境省の手引きの記述をもとにアライグマの見分け方で図解しています。イタチは、農林水産省のコラムによると3cmほどの穴や隙間から侵入します※2。イタチの種の見分けはイタチの見分け方をご覧ください。

※1 農林水産省『野生鳥獣被害防止マニュアル【中型獣類編】2-7 獣種の見分け方、フローチャート、それぞれの痕跡の特徴』(令和5年3月版) https://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/manyuaru/R5_tyuugata/r5_tyuugata_2_7.pdf /確認日 2026-09-19
※2 農林水産省『野生鳥獣被害防止マニュアル【中型獣類編】コラム(キョン、シベリアイタチ、キツネ)』(令和5年3月版) https://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/manyuaru/R5_tyuugata/r5_tyuugata_2_8.pdf /確認日 2026-10-24

タヌキ・アナグマ・テンの生態と、住宅での対策・自治体の対応はタヌキ・アナグマ・テンが屋根裏や床下にいるときで整理しています。

ネズミとコウモリのふんについて

ネズミのふんは、東京都のねずみ防除読本で「ラットサイン」(音、かじり跡、糞、足跡、体のこすり跡)の一つとして挙げられ、家の中の通路や餌場・営巣場所を特定する手がかりとされています※3。ただし、形や大きさで種類を見分ける記述は読本にないため、ここでは書きません。ネズミの種類は家に出るネズミ3種の見分け方で、姿と生態から整理しています。

コウモリのふんについては、形状を記した公的資料を確認できていません。浜松市は、ふんが落ちている場所が侵入口と考えられる、としています(コウモリの侵入口)。

※3 東京都保健医療局『都民のためのねずみ防除読本』(令和7年12月発行) https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/hokeniryo/nezumidokuhon_r7 /確認日 2026-10-24

ふんを見つけたときの注意

  • ふん尿に直接触れない。明石市はアライグマについて、人に感染する病原体を持っている場合があるのでふん尿に直接触れないよう案内しています※4
  • ネズミのふんが落ちていた場所は、東京都の回答集では「あまり神経質になる必要はない。消毒するなら消毒用アルコールでの清拭程度」。調理台や食器など食品が触れる場所はよく洗浄・消毒する※5
  • 天井裏のふん尿と断熱材の扱いは断熱材とふん尿の被害で整理しています

天井にシミがある場合は、天井のシミは雨か獣かで切り分けてください。

※4 明石市『アライグマ・ヌートリア(特定外来生物)の防除』(2026年4月23日) https://www.city.akashi.lg.jp/sangyou/nousui_ka/aranu.html /確認日 2026-09-18
※5 東京都保健医療局『東京都ねずみ防除指針 資料 行政担当者のためのねずみについてよくある質問&回答集』(指針は平成17年2月策定。掲載ページの更新日 2024年7月26日) https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/hokeniryo/shiryou_2 /確認日 2026-10-10

確認の順序

  1. ふんの太さ・両端の形・場所を見る(触らない)
  2. 足跡があれば指の数と形を見る。侵入口に粉をまいておくと足跡が確認しやすい(茅ヶ崎市の案内※6)
  3. 音の種類・時間帯と合わせて動物の見当をつける(音の種類)
  4. 侵入口を探す(戸建ての侵入口)
  5. 動物ごとの進め方へ:ハクビシン、アライグマ、イタチ、ネズミ、コウモリ

※6 茅ヶ崎市『市内に生息する野生動物と被害』(更新日 令和7年7月29日) https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/kankyo/gaituyaseidobutsu/1003574.html /確認日 2026-09-19

PR

害獣駆除のおすすめ業者

掲載しているのは、当サイトが提携している事業者です。複数ある場合の並び順は、提携の条件と、公式サイトで確認できる対応エリア・料金の表示・保証をもとに、編集部が決めています。

1
街角害獣駆除相談所
関東・北陸・東海・関西の害獣駆除サービス
こんな人にネズミ・ハクビシン・イタチ・アライグマの被害で、まず無料の現地調査をしてほしい人
特徴
  • 現地調査・見積もり・出張費が無料で、見積もり後のキャンセル料はかからない(公式サイトの表示)
  • 最長5年の保証と、定期点検などのアフターサービス(公式サイトの表示)
  • メールの受付は24時間365日
料金の目安
公式サイトの比較表に「11,000円〜」の表示(確認日 2026-09-18)。金額は見積もりで決まる
保証
最長5年保証(施工内容による。公式サイトの表示)
対応エリア
関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)、北陸(富山・石川・福井)、東海(愛知・岐阜・三重)、関西(大阪・兵庫・奈良・京都)。メール受付24時間365日、電話受付8〜20時
対応害獣
ネズミ・ハクビシン・イタチ・アライグマ
調査・見積
現地調査・お見積もり・出張費無料(公式サイトの表示)
修繕対応
再発させない点を重視し、定期点検などのアフターサービスあり(公式サイトの表示)
PR
1年後の無料点検で安心!【街角害獣駆除相談所】
申し込みの流れWebで申込 → 日程の連絡 → 無料の現地調査 → 見積もり
申し込む前に:対応エリアは関東・北陸・東海・関西の14都府県です。コウモリは相談対象に含まれていません
各項目は公式サイトの表示にもとづく(確認日 2026-09-18)
2
駆除ザウルス
完全自社施工の害獣・害虫駆除業者
こんな人に仲介をはさまず、施工する業者に直接頼みたい人
特徴
  • 他社に仲介せず、自社で施工する(公式サイトの表示)
  • 公益社団法人日本ペストコントロール協会に加盟
  • 狩猟免許(網猟・わな猟)や防除作業監督者などの資格を持つスタッフが在籍
料金の目安
公式サイトに害獣別の金額の記載なし(確認日 2026-09-18)。金額は見積もりで決まる
保証
最長10年保証(期間は施工内容による。公式サイトの表示)
対応エリア
北海道・沖縄・離島を除く全国(24時間365日受付)
対応害獣
ネズミ・コウモリ・ハクビシン・イタチ・アライグマ
調査・見積
現地調査・お見積もり無料(公式サイトの表示)
修繕対応
侵入口の封鎖・清掃消毒を含む自社施工
PR
見積もり・現地調査無料!最長10年保証 害獣駆除『駆除ザウルス』
申し込みの流れWebで申込 → 日程の連絡 → 無料の現地調査 → 見積もり
申し込む前に:北海道・沖縄・離島は対応エリア外です
各項目は公式サイトの表示にもとづく(確認日 2026-09-18)
3
害獣プロガード
関東・東海・関西の12都府県で、自社施工の害獣駆除サービス
こんな人に夜間や休日でも、すぐに相談したい人(受付は24時間365日)
特徴
  • 相談・現地調査・見積もりが無料(公式サイトの表示)
  • 初回見積もりの金額から追加費用はかからないと明記。外注せず自社で施工(公式サイトの表示)
  • 24時間365日受付で、時間帯による追加料金はなし(公式サイトの表示)
料金の目安
公式サイトに金額の表示はなく、現地調査の見積もりで決まる。駆除後に追加料金を請求することはないと表示(確認日 2026-09-23)
保証
再発した場合、期間内は無償で対応(保証の年数は公式サイトに記載なし)
対応エリア
東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・三重・大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山の12都府県。受付は24時間365日
対応害獣
ネズミ・コウモリ・ハクビシン・イタチ・アライグマ
調査・見積
相談・現地調査・見積もりは無料(公式サイトの表示)
修繕対応
害獣が作った穴や隙間を見つけて塞ぎ、再発を防ぐ(公式サイトの表示)
PR
24時間・最短30分!再発させない害獣駆除の専門家【害獣プロガード】
申し込みの流れWebで申込 → 日程の連絡 → 無料の現地調査 → 見積もり
申し込む前に:保証の期間が公式サイトに書かれていません。契約前に、保証の年数と対象を書面で確認してください
各項目は公式サイトの表示にもとづく(確認日 2026-09-23)

よくある質問

天井裏のふんはハクビシンとアライグマのどちらですか?
農林水産省のフローでは、太めで両端がほぼ同じ形で種が混じるならアライグマ、細めで片側の先端が細くなり同じ場所にためてあるならハクビシンです。ただし時期や食べ物で変わるため、足跡や音と合わせて判断してください。

ため糞をするのはどの動物ですか?
マニュアルのフローでは、タヌキ(一定の場所)とハクビシンが「ため糞」とされています。

コウモリのふんの特徴は?
形状を記した公的資料を確認できていないため、この記事では書いていません。ふんの落ちている場所が侵入口の手がかりになる、と浜松市は案内しています。

ふんを片づけるときの注意は?
ふん尿に直接触れないでください。ネズミのふんの場所は消毒用アルコールでの清拭程度でよい、と東京都の回答集は述べています。